アシナガバチを駆除しようとしたとき、業者さんに依頼しますか?それとも「スズメバチほど狂暴ではないと聞くし、自分で退治してみるか…」と考え、自身で行いますか?
私は、アース製薬のハチアブマグナムジェットを使い、自分で駆除しました。そして今は(おそらく)完全に駆除出来て、静かに生活しています。
今年もアシナガバチがやって来た
こんにちは。当ブログにお越しいただきましてありがとうございます。
家の周りをフワフワ飛び回るアシナガバチに、「アシナガバチってスズメバチに比べると穏やかな性格とか、おとなしいとか聞くけれど…。やっぱり家の周りにたくさん飛んでいると不安だし、駆除した方が良いような…。」と思う方も多いかもしれません。我が家もそうでした。
昨年、なんだかやたらとハチが多いなと思い、調べてみたところ、「庭のシマトネリコとアシナガバチの関係性」に理由があると考え、まずはアシナガバチが来ないことを考えてみようと思いました。

しかし、今年もアシナガバチが大量にやってきました。しかもどちらかというと、昨年以上に。
妻からの話によると、「二階で洗濯物を干しているとベランダにフワフワ、子ども部屋の窓を開け、換気しようとしたら窓の辺りにも常時ふわふわ…。」
昨年問題視したシマトネリコ付近にはあまりいないようですが、先ほども言いましたが、数で言うと昨年以上かな、というアシナガバチの数のようです。
家の近所にはまだ、小さい子どものいる子育て世帯が多く、子どもが遊んでいるのもよく目にします。あの子たちがアシナガバチに刺されても良くないな、とも考え、駆除する事にしました。
道具をそろえる
駆除に際し、道具を揃えることにしました。
まずは殺虫剤ですが、噴霧距離が長く、遠くからもターゲットを狙うことの出来そうなこちらの、
「アース製薬ハチアブマグナムジェット」使ってみることにしました。
あとは、手袋。素手は怖いなあ、と。
駆除の最中に、万が一刺されることになっても分厚い手袋をしていたら多少は痛みを含め被害がマシになるかな、と考えました。指先が太い園芸用手袋ならこだわりはなかったのですが、今回はこちらを購入しました。使用感としては、生地が分厚い割にはフィット感も良く使いやすかったなという感想でした。
あとは、家にあるほうきとチリトリ位を準備しました。
状況を再確認する
さて、ある土曜日の朝、晴天の中、アシナガバチの様子を確認するために、自宅の周りを歩いて観察してみることにしました。
まずは庭のシマトネリコを改めて確認しますが、この付近にはアシナガバチの姿は無し。ぐるっと一周してみますが一階で視認できるのは数匹程度でした。
次に室内に戻り、二階へ回ります。
ベランダに出てみると、確かに多い。出てみてすぐに部屋に逃げ出したくなるくらいの数です。その数10匹から15匹ほど。二階で何かが起きていると感じます。
次に子ども部屋に向かいます。ここも窓から見えるアシナガバチの数は相当です。晴れた日、だからかハチの影が部屋に投影され実数より多く感じている、という事もあるかもしれませんが、ウチの周りを飛んでいるアシナガバチはここに集まっているような気がします。
ウチの子ども部屋の窓は一部このような形状をしています。

この窓の室内側に網戸を設置し、取っ手をくるくる回してガラス窓が外側に開いて行く、という窓ですが、これが左右に横並びに二か所あります。
どうもこの二枚の窓にアシナガバチが集まっているように思えます。
ちょっと開けてみるか、と、おそるおそるくるくるすると…。
窓が上に開いて行くにつれ、なんとも言えない違和感が・・・。
本来白いはずの窓枠やサッシの部分が黒く見えます。
よく見てみると、窓枠にびっしりハチの巣が・・・!!
思わず悲鳴が出そうになるのをぐっと堪えます。その大きさは窓枠の幅とほぼイコールで25cmほどの大きさです。半分以上に白い卵が入っているのが見えます。
そういえば、と思い出します。網戸を洗ってそのままにしておいたな、と。
また、網戸がないままなので、この窓を開けられない、と妻が言っていたな、と。
窓はもう一種類あり、換気等はそちらの窓を使っていたため、この窓の網戸が外れたままになっていて、なおかつ当分開け閉めもしていないことを全く忘れていました。
ハチの巣も一緒に駆除することが決まった瞬間です。
駆除をする
そのまま、長袖パーカーを羽織り、手袋をはめてハチアブマグナムジェットを片手に持ちました。本当はもっと重装備が必要かもですが、この装備で開始することにしました。
ベランダ攻防戦
まずは、ベランダに出てみます。先ほど同様おおよそ10~15匹ほどいるように見えます。飛び回っているハチは一旦スルーして、手すりとか壁などに止まっている数匹に目星をつけて、1mほど距離を取って噴霧します。1mくらいの距離だとすごい勢いでアシナガバチに当たっているのを感じます。
そしてその即効性にビックリです。当たった瞬間にぽろぽろとアシナガバチが落下していきます。この勢いなら飛んでいるアシナガバチもいけるかも、と考え、今度は飛んでいるアシナガバチの様子を見てみます。
射程距離は10mとありますので、ベランダから少し離れたところを(約1~2m)飛んでいるアシナガバチに噴霧してみます。勢いは感じますが、風で狙いから逸れているように感じます。
(風があるとあまり距離が離れているハチには確実性が下がりそうだな、それともほんの少しでも殺虫剤が当たると効果あり、なのかな…)
などと考えていました。少なくとも今噴霧したものは効果がなかったようです。
今度はベランダ内に飛んできたアシナガバチに狙いを定めます。動きは比較的ゆっくりとはいえ、近いとこれはこれで少し的が絞りにくく感じましたが、シュッ!シュッ!という感じで1匹につき複数回短く噴霧すると良い感じでヒットしているようです。
しばらくベランダでシュッ!シュッ!を繰り返し、7~8匹ほどのアシナガバチの駆除に成功しました。
一旦ベランダを後にします。
子ども部屋攻防戦
次に向かったのは子ども部屋です。子ども部屋での駆除はいろいろ考えた結果、明るいうちに、網戸越しに巣全体に殺虫剤を噴霧、その後暗くなったら網戸を外し、巣を駆除する、という作戦でした。
例の窓を改めてくるくるし、全開にします。数匹のアシナガバチが巣の周りにいるのが見えます。
巣に狙いを定め、少し長めに一気に噴霧します。
私も怖かったのか、網戸がべとべとになって液体がぽたぽた垂れているのが見えます。
両方の窓から同じように巣に噴霧し、夜を待ちます。その間に、ほうきとチリトリで先ほどのベランダで駆除したアシナガバチと、窓の下、庭に落ちていたアシナガバチを片付けておきました。
子ども部屋攻防戦~ハチの巣駆除~
夜。
暗くなってから、巣の駆除に入ります。正直、巣の駆除が一番気が重い作業です。なぜなら、言い方は悪いかもしれませんが、見た目的に気持ち悪いからです。アシナガバチの巣は、できれば目に入れたくない見た目です。
改めて子ども部屋に入り、窓の取っ手くるくる。
無くなってないかな、、という淡い希望も全く無視して(当たり前)そこには昼間と同様大きなアシナガバチの巣が鎮座していました。
念のため、もうひと噴き殺虫剤を噴きかけ、いよいよ網戸を外します。私的にはここからは時間との勝負だと思っていて、万が一にも部屋の中にアシナガバチが入ってこないように、
網戸を外す
割りばしで巣をこそぎ落す
網戸を取り付ける
をできるだけ早いスピードで行う必要がある、と考えていました。
網戸を外し、巣をおそぎ落とします。
思った以上にしっかりついていて落とすのに少し時間がかかります。
一旦網戸を戻すか?
とも考えましたが、もう一度この作業をするのはもう勘弁してほしいと思い、そのまま続けることにしました。幸い、アシナガバチの成虫は付近にいなかったのか、夜なので活動をしていなかったのか、無事に巣を落としきることに成功し、一連の工程を終えることが出来ました。
まとめ
駆除の後、庭に降りて、巣と数匹のアシナガハチを片付けました。翌日の朝、もう一度庭を掃除し、二階にあがり、こども部屋の窓の掃除をしました。
最後に両方の窓にハチアブマグナムジェットを一通り噴きかけます。
なぜなら、説明書きに殺虫効果だけでなく、巣を作らせないようにする効果もある、と書いてあったからです。これはありがたい、と感じました。
シマトネリコにもアシナガバチは来なくなり、そもそもハチの巣も作らせない、となると、今後アシナガバチ駆除に頭を悩ませることも減るだろうと考えました。
なぜシマトネリコ?と思われた方はこちらをどうぞ

事実、この日を境に今のところ、アシナガバチがウチの近所を飛んでいる姿は見ていません。
もしアシナガバチが家の周りを飛んでいて、危ないから駆除を、と考えている方がいらっしゃれば何かの参考になれば良いなと考え、書かせていただきました。
今回のアシナガバチの駆除に効果絶大だったアース製薬ハチアブマグナムジェットはこちらからご購入できます。
また、スズメバチにも効果はあるともいますが、個人的にはスズメバチは別次元の危なさがあると感じていますので、駆除には業者さんを利用することをお勧めします。先日私がスズメバチに遭遇した時の体験談はこちらから。

ハチに刺されてしまった際の傷害保険の取扱いについてはこちらから。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。