自然の中でスズメバチと遭遇したらただじっと座ってやり過ごすのが上策、という話。




雑記

こんにちは。先日、山で草刈りをしていると(某むかし話の話はじめのようですが)、スズメバチの群れに遭遇しました。街なかで生活をされている皆様にはあまり関係のない話かもしれませんが、それでもコロナ禍の下、キャンプやバーベキュー等を行う機会も増えているかもしれません。万が一にもスズメバチと遭遇してしまった際に、できるだけ刺されるリスクを下げる事に務めたいものです。

ごあいさつ

改めましてこんにちは。

皆様、スズメバチは好きですか?

私は嫌いです。というか怖いです。

その見た目といい、その羽音といい、その攻撃的な性格といい、

仲良くなれる気がしません。

もちろん個人的な意見なので、スズメバチが大好きだという方を否定するものではありません。

そんな私が、町内の草刈り作業中にスズメバチの群れと遭遇してしまったときのお話です。

スズメバチとは

ではそもそもスズメバチとはどういうハチなのか。ウィキペディアによると、

スズメバチ(雀蜂、胡蜂)は、ハチ目スズメバチ科に属する昆虫のうち、スズメバチ亜科(Vespinae)に属するものの総称である。

スズメバチ亜科はハチの中でも比較的大型の種が多く、性質はおおむね攻撃性が高い。1匹の女王蜂を中心とした大きな社会を形成し、その防衛のために大型動物をも襲撃する。また凶暴かつ好戦的で積極的に刺してくることも多いことで知られるが、これは巣を守るためで、何もせずとも襲ってくるように見えるのは、人間が巣の近くにいることに気付かないためである。スズメバチ科は4属67種が知られ、日本にはスズメバチ属7種、クロスズメバチ属5種、ホオナガスズメバチ属4種の合計3属16種が生息する。医学博士の小川原辰雄によると2019年の野生動物が原因となる日本人の死因の首位はスズメバチによるものとなっている。」※ウィキペディアより

とのこと。

もう少しくだけた表現で書いてくれているところを見つけましたのでそちらもご紹介します。

ダスキンHPにはハチの紹介ページがあり、そこには、

「動きが早く、攻撃性が高いスズメバチ。巣から数メートル離れている場所を通っただけで攻撃されることもあります。
また、スズメバチの針は毒液がある限り何度でも刺すことができるため、続けて攻撃されることもあります。刺される回数が多いほど、毒が効きやすくなってしまいます。人によってはアナフィラキシーショックを引き起こし、死亡する事例もあります。
ときには針の先から毒液を噴出して攻撃することもあります。毒液には仲間を呼び寄せるためのフェロモンが含まれており、毒液を噴出された場所にスズメバチが集まってきます。」※ダスキンHPより

と書かれています。

写真は、、、やめておきますね。

怖い…。

ハチとの遭遇

7月某日、早朝より、山に入り草刈り機を使い、草を刈っていました。エンジン音と草を刈る音、そして時折聞こえてくる小石を弾く音。経験のある方、そばで見たことある方であればよくお分かりかもしれませんが、草刈り作業はなかなかに騒々しい音の中での作業になります。

ひとしきり草を刈り、休憩がてら燃料を注ぎ足しているときに、事件(おおげさ)は起こりました。

どこからともなく羽音が聞こえてくる気がします。

ハチかな?そうだとしたら嫌だな、さっさと場所を変えよう、、、

と思ったのもつかの間、あっという間に羽音はその音量も、その数も大きく、多くなっていきます。

チラッと上を見るとスズメバチの群れが旋回しています。(という風に私には見えましたが、そんなにたくさんの数ではなかったかもしれません)

姿を見ただけでパニックになる

本当にハチが嫌いな私は、

これはいけない。怖い、逃げ出したい!

と、その音と姿だけで軽いパニック状態になってしまいました。変な声を出してその場から逃げ走り出しそうになっていました。今思えば本当に走り出していたらどうなっていたのでしょうか。想像するのも怖いですが。

神の声(その時は悪魔の声)に救われる

立ち上がって逃げ出そうとした私に、

「その場でしゃがんでじっとしとかないと!動いたらダメだ!!」

と声をかけてくれた人がいました。

一緒に草刈り作業をしていた地域のお年寄りのKさんでした。いつも遠慮のない物言いで私にも色々と(口悪く)指導してくれる町のご意見番のような方です。

私はその声を聞き、ぴたっと足を止めました。

逃げ出したい、でも怖い。Kさんのいう事を聞いた方が良いか、、でもこの場にいるのはあまりのもヤバい、、どうしよう。

考えていたのはおそらく数秒かと思いますが、グルグルと思考をめぐらし、結局はKさんの指示に従うことにしました。

その場にしゃがみ込み、頭上の羽音を聞きながら、堪え続けるのは本当に恐怖です。

今にも走り出したい衝動を何とか抑え込み、しゃがみ続けます。

刺しに来たらどうしよう、やはり逃げた方が、、、

などと考えていたら口の中がカラっカラになってきました。

ううう、こわ、、、どうにかなりそう、、、

などと考えていると、、どうやら羽音が離れて言っているようです。

スズメバチの群れ(推定)はこの場を去ってくれたようです。

ふう、、助かった、、、

と一息ついてその場に立ち上がると、汗でびしょびしょになっていました。

Kさんにお礼を伝え、無事、草刈りも終えることが出来ました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

Kさんは、スズメバチは攻撃的でしかも動いているものをターゲットにして襲ってくる。しかも一度刺されたら、どんどん仲間が寄ってくる。動かないのが一番と教えてくれました。

まさに生き字引のような人だな、と思いながら改めてお礼を伝えたところです。

それにしてもあの羽音の下、動かずに耐え続けるのは、本当に神経をすり減らしますし、恐怖でしかありませんでした。が、恐怖に耐えきれずその場から走って逃げ出そうとしたらどうなっていたのか、、

皆様も夏、そして秋の行楽シーズン、密を避け、自然の中で過ごされることもあるかもしれません。そんな中でスズメバチと遭遇してしまったら、どうかパニックにならず、冷静に対処していただけたら何よりです。今回は私はじっと動かずにいることで危機回避が出来ました。皆様も皆様なりの対処法を頭の片隅に入れておいておくといざというときに良いかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

消極的な対処ではなくきっちり駆除したい方はこちら

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