なぜか庭にアシナガバチがやってくる場合は白い綿を気にしてみると良いかもという話




雑記

最近庭にアシナガバチがやってきます。しかも大量に。前からきていたのに気づいていなかったのか、以前、ハチの記事を書かせていただいたので集まってくるようになったのか…とにかくふらふらふわふわ飛んでいるので気になって仕方がない状況です。なぜこんなのもアシナガバチがウチに集まってくるのか気になって調べてみました。同じようにご自宅にアシナガバチが飛んできて困る、怖い、という方がいらっしゃれば、何かの参考になるかもしれません。

ごあいさつ

こんにちは。当ブログへお越しいただきましてありがとうございます。

今回は我が家へやたらとアシナガバチがやってくるので退治するのも疲れた…し、巣でもあるのかと探してみたものの、どうもそういう様子もなさそうだし…いったいなぜ、アシナガバチが我が家へ集まってくるのかが気になり、調べてみました。

結論から言うと

「シマトネリコ等の葉につくカイガラムシがアシナガバチを吸い寄せる」という事のようです。皆様も、なぜかアシナガバチが家にやってくる!と思った場合、おうちの木々にシマトネリコのような木の有無、そしてある場合は、葉にカイガラムシがついていないかどうか、を確認してみると良いかもしれません。

シマトネリコとは?

ではそもそもシマトネリコとは何か、ですが、Wikipediaから引用させていただくと以下のようになります。

シマトネリコ

※出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

シマトネリコ
分類
:植物界 Plantae:被子植物門 Magnoliophyta:双子葉植物綱 Magnoliopsida亜綱:キク亜綱 Asteridae:ゴマノハグサ目 Scrophulariales:モクセイ科 Oleaceae:トネリコ属 Fraxinus:シマトネリコ F. griffithii
学名
Fraxinus griffithii C.B.Clarke

シマトネリコ (Fraxinus griffithii) はモクセイ科の植物の一種。別名タイワンシオジ

日本では沖縄県に、また中国台湾フィリピンからインドに分布する常緑高木または半常緑高木。雌雄別株、花期は5~6月頃で大きな花序に小さい花を多数つける。

庭木、公園木、鉢植にされるが、亜熱帯の植物であるため関東以南でないと露地での越冬は困難である。和風・洋風どちらの家にも似合うために雑木として近年頻繁に使用されるようになった。低温以外には気を使う必要が無く、病害虫も少なく強健であるが成長すると10mを越す高木となる。カブトムシが集まる木としても知られるが、シマトネリコを育成する業者からは、カブトムシによる食害が報告されている。他には主に8月頃、ハマキムシ、シマケンモンの糞被害がある。

熱帯地方では家具材として使われる。

虫にも気候にも強いので庭木にする人が多い

ご自宅の庭にいわゆる「シンボルツリー」として植栽されるケースも多いようで、かくいう我が家でもそのパターンで庭に植えてあります。外観はこのようなモノですので見たことがある方も、また、そういえば我が家にもあるな、、と思われる方もいるかもしれませんね。(画像はyahooショッピングより)

カイガラムシって?

では「白い綿=カイガラムシ」とは何でしょうか…?

カイガラムシとは害虫の一種でシマトネリコのような比較的害虫に強いと言われる樹木にもつくようです。そしてアブラムシと同じようにおしりから甘露と呼ばれる糖分を含んだものを出すようです。

以下「九州大学大学院 農学研究員 生物的防除研究施設」さまのホームページより引用です。

庭木や生垣には様々な害虫がつきます。アブラムシやカイガラムシといった昆虫が発生することもよくありますが、それらの昆虫類はお尻の先から甘露と呼ばれる糖分を多く含んだ排泄物を出します。

甘露は様々な昆虫の重要な餌源となります。そして甘露を通して虫たちが繋がります。有名なところでは、アブラムシとアリの関係があります。

アブラムシが甘露をアリに与え、その代わりアリが捕食者からアブラムシを守るというもので、このような関係を相利共生と言います(実際にはもっと複雑な関係であることも多いです)。

アリのようにアブラムシを守るようなことは決してありませんが、甘露が欲しくて甘い匂いに誘引され、様々な昆虫が集まってきます。その代表的な昆虫にハチの仲間が含まれていて、各種の寄生バチ、カリバチ、アシナガバチ、スズメバチたちが甘露を舐めに庭木にやってくるのです。

甘露は葉の上側に付着していることが多いので、集まってきたスズメバチが葉の表面を盛んに舐めている様子を観察できます。

※出典:九州大学大学院 農学研究員 生物的防除研究施設

カイガラムシとアシナガバチ

ここまでお読みいただき、いかがでしょうか。私は、我が家にふらふらふわふわ飛んできていたアシナガバチ(幸い我が家ではスズメバチの来訪は今ところありません)はこのカイガラムシを目当てにやってきているのではないか、と考えました。

植栽の際、「シマトネリコは害虫に強いですよ」という言葉を真正面から受け止め、何もしなくてもすくすく育つ、と曲解していた私は害虫の対策等は一切していませんでした。

しかし、改めて我が家のシマトネリコを観察してみると確かに白い綿のようなものがついているようにも思えます。これがカイガラムシなのかどうかは断言できませんが、そうと考えて、駆除してみようと思います。

アシナガバチはスズメバチと違い、好戦的ではない、という風に聞いてはいますが、やはり家の周りをうろうろされるとあまり良い気はしませんし、万が一にも刺されるのは嫌なので…

まとめ

今回は、我が家になぜアシナガバチが集まってくるのかが気になり、調べてみました。もちろん、カイガラムシがその原因なのかどうかは断言はできませんが、一つの原因なのかもしれません。

白い綿=カイガラムシを駆除することでアシナガバチがいなくなればそれはそれでよいことかな、と思いますので、そこにトライしてみようかと思います。

2021年はアシナガバチを駆除することにしました。詳しくはこちらをお読みください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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