先日、レッカー業者さんから、通販の保険会社のロードサービスで揉めることがある。その場合、結果我々が泣くことになる、、、というお話を聞きました。
そういえばロードサービスって掘り下げて確認したことがあまりないかも、と思い勉強をしてみることにしました。今回はネット通販で認知度も高いソニー損保のロードサービスを調べてみました。
通販の損害保険のロードサービスってどんな感じなの?と思う方の参考になれば幸いです。
ソニー損保のロードサービス
こんにちは。当ブログへお越しいただきましてありがとうございます。
今回は、インターネット通信販売の自動車保険のロードサービスを調べてみました。個人の感想は挟まずに内容のみを記載します。必要な方へ必要な情報が届けば幸いです。
※「」内は基本的にはソニー損保のホームページを参照・抜粋したものです。
※サポート内容等は記事作成時点のものです。詳細はソニー損保のホームページをご確認願います。
ソニー損保のホームページを確認すると、その自動車保険のトップページに商品の特徴という記載があり、特徴③として「充実のロードサービス。ロードサービスは無料付帯。パンクやバッテリー上がりの応急作業はもちろん、充実のサービスをご用意しています。」とあります。
また、ロードサービスの詳細のページには、「24時間、年中無休でお客さまをサポート。約9,700か所の拠点で全国をカバー。ロードサービスを利用しても翌年の等級・保険料には影響がありません。」ともあります。
では、そのロードサービスの詳細を見ていきましょう。
サポートの一覧
まずは、そのサポートを一覧表示してみます。
レッカーサポート
応急作業サポート
宿泊費用サポート
ペット宿泊費用サポート
帰宅費用サポート
レンタカー費用サポート
修理後搬送サポート
※ソニー損保ホームページより
また、
「当社のロードサービスは、契約車両が対象です。
例えば、他人がお客様の契約車両を運転しているときのトラブルは対象になりますが、お客様が友人の車や代車等に乗っているときのトラブルまでは当社のロードサービスではカバーできません。」
との記載もありますのでこちらも覚えておいたほうが良いかと思います。
それぞれのサポート内容は以下の通りです。
レッカーサポート
「提携修理工場までは距離無制限で無料!
お客様指定の修理工場までは100kmまで無料」
ソニー損保が指定する修理工場までなら距離の制限なく無料でけん引
「事故や故障により契約車両が自力走行不能※1 となった場合に、修理工場等までお車をレッカーけん引します。
当社(ソニー損保)が指定する修理工場までなら距離の制限はありません。お客様が指定する修理工場までの場合はけん引距離が100kmまで無料です。
※1自力走行不能とは、事故や故障により車が動かない状態、もしくは法令により運転してはならない状態をいいます。」
このサポートは一般道に限らず、高速道路上でのトラブルでも対応可能のようです。
応急作業サポート
「バッテリー上がりやキー閉込みなどに対応。さまざまなメニューをご用意しています。」
無料で利用できるサービス
バッテリー上がり時のエンジン起動
ガス欠時の10リットルまでのガソリンまたは軽油の補給
キー閉じ込み時のカギ開け
タイヤパンク時のスペアタイヤへの交換
各種オイル漏れ時の点検・補充
冷却水の補充
各種灯火類のバルブ交換
ボルト増し締め
落輪・脱輪・乗り上げの引き出し作業
※車輪1輪まで
スタック
※降雪を原因とするノーマルタイヤでのスタックは対象外です。
その他、作業時間30分までの現場での応急作業
※ガソリン代(ご契約2年目以降は10リットルまで無料)・オイル代・冷却水代・バルブ代はお客様負担です。
宿泊費用サポート
「帰れなくなったときの宿泊費用をお支払いします。」
帰れなくなったときの宿泊費用を、全額お支払い
「外出先での事故や故障により契約車両が自力走行不能 ※1 となり、当日中のご帰宅・移動が困難で予定外の宿泊が必要になった場合に、最寄りのホテル1泊分の宿泊費用(ビジネスホテルクラス)を、全額お支払いします。」
※1自力走行不能とは、事故や故障により車が動かない状態、もしくは法令により運転してはならない状態をいいます。
契約車両に乗っていた全員分の宿泊費用が、お支払いの対象
「契約車両に乗っていた全員分の宿泊費用をお支払いします。 ただし、お支払いの対象となる人数は、車検証記載の定員数が上限です。」
保険期間中、何回でも利用可能
「宿泊費用サポートは、保険期間中、何回でもご利用いただけます。」
ペット宿泊費用サポート
「帰れなくなったときのペットの宿泊費用等をお支払いします。」
帰れなくなったときの、ペットにかかる費用をお支払い
「外出先での事故や故障により契約車両が自力走行不能 ※1 となり、当日中の帰宅・移動が困難になったとき、以下の費用をお支払いします。」
ペットをペットホテルなどに預けて外出していたとき
「ペットを預けているペットホテルやペットシッターの延長料金が必要になった場合に、最大1万円までお支払いします。」
ペットと一緒に外出していたとき
「予定外のペットホテルの利用が必要になった場合に、最寄りのペットホテル1泊分の費用や、ペットホテルまでの交通費を、最大1万円までお支払いします。」
※1自力走行不能とは、事故や故障により車が動かない状態、もしくは法令により運転してはならない状態をいいます。
保険期間中、何回でも利用可能
「ペット宿泊費用サポートは、保険期間中、何回でもご利用いただけます。」
帰宅費用サポート
「トラブル現場から自宅または目的地までの交通費をお支払いします。」
自宅までの交通費を全額お支払い
「外出先での事故や故障により契約車両が自力走行不能 ※1 となった場合に、トラブル現場から自宅または目的地への交通費の実費を限度額なしでお支払いします。なお、お支払いの対象は車検証記載の定員数までとなります。」
※1自力走行不能とは、事故や故障により車が動かない状態、もしくは法令により運転してはならない状態をいいます。
飛行機や船舶の費用も対象
飛行機・・・エコノミークラス
電車・・・・特急・新幹線を含む(グリーン車は除く)
船舶・・・・普通客室
保険期間中、何回でも利用可能
帰宅費用サポートは、保険期間中、何回でもご利用いただけます。
レンタカー費用サポート
「レンタカー費用は24時間まで無料。乗捨て料も負担します。」
24時間までのレンタカー費用をお支払い
「外出先での事故や故障により契約車両が自力走行不能 ※1 となった場合に、現場から自宅・目的地に向かうためのサービスです。
24時間までのレンタカー費用(契約車両と同等クラス以下)の基本料金をお支払いします。」
※1自力走行不能とは、事故や故障により車が動かない状態、もしくは法令により運転してはならない状態をいいます。
「乗捨て料」も当社がお支払い
「レンタカー費用サポートは、基本料金だけではありません。24時間以内のご利用であれば、外出先から自宅(もしくは目的地)近くのレンタカー会社営業所に返却された場合の「乗捨て料」もお支払いします。」
自宅からの距離によるサービス利用制限なし
「24時間以内のご利用であれば、自宅からの距離によるサービスの利用制限はありません。また、契約車両と同等クラスという上限はありますが、ハイシーズン料金など気にすることなくご利用いただけます。」
修理後搬送サポート
「修理工場で修理されたお車を自宅まで搬送します。」
修理された契約車両を自宅まで搬送
「外出先での事故や故障により契約車両が自力走行不能 ※1となり、修理工場で修理された場合、修理後の契約車両を自宅へ無料でお届けします。」
※1自力走行不能とは、事故や故障により車が動かない状態、もしくは法令により運転してはならない状態をいいます。
自宅からの距離によるサービス利用制限なし
「遠方の修理工場でも、距離によるサービス利用制限はありません。また、保険期間中、何回でも利用可能です。」
ご自身でお引取りなら交通費をお支払い
「ご自身で引取る場合は、修理工場までの1名分の片道の交通費を1万円までお支払いします。」
ソニー損保提携修理工場(スマイル工房)
以上、各種サポートをソニー損保のホームページを参照しながら淡々と解説させていただきました。
私がホームページを確認しながら記事を作成していく中で気になったのが、指定工場でした。レッカーサポートで記載のあった、「指定工場まで搬送なら無料、それ以外なら100kmまで無料」という言葉です。
では、指定工場ってどこにあるのだろう。100km圏内を網羅できているのだろうか?
例えば、街中で自走不能な故障があった場合、なじみの自動車屋さんに運ぶべきか指定工場に運ぶべきか、と悩んだとします。なじみの自動車屋さんが100km圏内にあれば、レッカーサポートを利用してなじみの自動車屋さんに運んでもらえばよいでしょう。また、なじみの自動車屋さんがない場合でも自宅近辺に指定工場があれば指定工場に搬送してもらえば便利かと思います。
では、100km圏内になじみの自動車屋さんもなく、指定工場も自宅から距離のある場合、はどうでしょうか。
100kmを超えて搬送してもらい、超過した部分の料金を自腹でお支払いする。
自宅から遠く離れた指定工場に無料搬送してもらう。
100km圏内の自身もソニー損保もよく知らない自動車屋さんに搬送してもらう。
上記3つの選択肢が上がると思いますが、どれを選ぶかはその時の状況次第かもしれませんし、どれを選んでもこのケースだと若干満足度が低下するように感じます。
そこで、ソニー損保の指定工場(スマイル工房)のある場所を確認してみました。
都市圏では割と満足できるほどに指定工場があるように思えますので安心感はあると感じますね。一方で地方での指定工場の増加増強が必要かな、という感想を持ちました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、通販の自動車保険のロードサービスについて現場の声を聞かせていただく機会があったので、それをきっかけにまず、ソニー損保のロードサービスを調べてみました。当然のように知っている部分や知らなかった部分があったかもしれませんが、皆様の参考になれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
チューリッヒのロードサービスについてはこちら

※出典:ソニー損保ホームページ