私の身近には「利他主義」というか「人の為」というか。
そういう考えで行動する方が多く、わたしもたっぷりとその影響を受けて日々を生きています。
周りでは「ギブ&ギブ&ギブ&テイク」
とか
「ギブ&ギブ&ギブ&ギブ」
など、要は、目の前の方からの「見返りを求めない行動」を行いましょう。という事を提唱する方が非常に多い。その考え方自体は好きな考え方であり、私も同感ではあるものの、なんというか…。
言い方?
何かないものかな??と考えたりしていました。
そして「Contribute(コントリビュート)」という言葉に行きつきました。
ごあいさつ
こんにちは。
当ブログへお越しいただきましてありがとうございます。 いぬ好きねこ好き読書好き。わたしはこんな人物です。

今回は「ギブ&テイク」について。
薄―――く、感じたことを。
最後までよろしくお願い致します。
ギブ&テイクとは
そもそもギブ&テイクとはどんな意味でしょうか。
Weblio辞書によると、「お互いに与え合うこと、奉仕し合うこと。譲り合い、持ちつ持たれつの関係。公平なさま。」とあります。
ふむ。
奉仕しあい、公平な様。
間違っている、とは言いませんが、実際にはどうでしょうか?
彼にはこれだけのことをしたのに、全く何もしてくれない、返ってこない。
やってもやっても何一つ響かない…、やり損だよ…。
人間関係ってギブ&テイクじゃないの??
そういう声を聞くこともありますよね。
持ちつ持たれつ、というよりも、相手からの見返りを求めて。
もっと言うと見返りありきでの行動のようにも見えてしまします。
奉仕とは
では、先ほどのWeblio辞書のギブ&テイクの項目にあった、奉仕とはどう意味でしょう。これも同じくWeblio辞書によると、「1.神仏・主君・師などにつつしんでつかえる事。2.利害を離れて国家や社会などのために尽くすこと。3.商人が品物を安く売ること。」とあります。3.は置いておいたとしても…。
そこには見返りなど求めるような意味合いは記載されていませんね。
おや?おやおや??奉仕とは???見返りなど求めない活動なのでは??なぜギブ&テイクでは見返りを求めてしまうのかしら…。と思っちゃいます。
個人的な意見にはなりますが、「ギブ&テイク」には「してあげたんだから、かえしてもらって当たり前」という気持ちが混ざっているような気がします。
「してあげる」という表現、考え方の弊害については過去記事もご参照下さい。

Contribute(コントリビュート)とは
英語に明るい方には当たり前に意味の分かることかもしれませんが、、、
Contribute(コントリビュート)とは、Weblio辞書によると、与える、ささげる、貢献する、とあります。
ギブ&ギブ&ギブ&ギブ、という表現も好きな表現ではありますが、「Contribute」という表現はちょっとスマートな気がして気に入りました。
まとめ
いかがでしょうか。
20代の頃に「利他主義」という言葉に出会い(遅い?)「他人に喜んでもらうことを我が喜びとする」ことを中心に据えて行動出来たら良いな、と考え生きてきました。もちろんまだまだ「利己的な考え」が頭をもたげることも多々あります。そんな中で今回の「Contribute」という言葉は、実はある本を読んだときに見つけた言葉です。
人間というのは支えあいです。支えあいという環境の中で生きているということは、わたしがAさんにしたことは、Aさんからは返ってこないかもしれない。でも別のBさんやCさんから返ってくることもあるのではないでしょうか。
そう考えると、別に「してあげたことが返ってこないからもう人に気をつかうのはやめた!」とはならないですよね。
(中略)
「~してくれるのは当然でしょ?」という態度は、嫌な感じがしませんか?
誰からも「気がきく」と言われる45の習慣 思わずマネしたくなる一流秘書の技術 より引用
もう10年以上前の本にはなりますが、この本には、一流秘書の「気が利く」行動原則が上記のモノ以外にもたくさん、そしてわかりやすく書いてあります。(それでも、してあげる、という表現は私的には若干気になります。)「Contribute」以外の気が利く習慣についても知りたいな、と思われた方は読んでみると何かしら参考になるモノが見つかるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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