体温って測る場所・測り方で数値が全然変わってくるものなのですね。
当たり前のこと、なのかもしれませんが、私自身はつい先日、お客様からお聞きして初めて知った話なのでここにシェアしておきます。
初耳の話
こんにちは。お越しいただきありがとうございます。
先日のこと、お客様と会話しているとこのような話になりました。そのお客様のお母さまのお話です。お母さまはデイサービスセンターに通っていたのですが

新型コロナウィルス感染防止、という事で、母が
デイサービスセンターに行けなくなりました。

あら、それはこまりましたね

でも毎日スタッフさんが来てくれたり連絡してくれたり
して助かります。で、1日3回の検温を言われまして。

それは、ありがたいですね。
検温も大切です。

ある時、体温も朝と昼とで結構違う
な、と思ったんですけど、よく考えたら
そうではなさそうだなって。

え?どういうことですか?

どうも右わきで測るときと左わきで測るとき
で違うんじゃないかって思いまして。

母に、朝、左右両方で測ってみて、
ってお願いしてみたんです

そしたら3~5分位違ってたんです!

へーーー!!
知らなかった!!

なので、今はカレンダーに「朝、右 何度何分
左 何度何分」って書いてます。
気になって調べてみることに
左右の脇で体温がちがうのか。おもしろいなあ、と思った私は、空いた時間で少し調べてみました。
「五本木クリニック」さまのHPにわかりやすく記載がありましたので、そちらから抜粋させていただきます。記事の中で、
「体温計による体温測定は心臓から手足の末端まで流れている血液の温度を間接的に測定していることになります。
心臓での温度に比べると手足の温度は自然と下がって行きますので、体の中心に近いところで測定した体温ほど高くなります。」
※五本木クリニックHPより
とありました。この部分では左右の脇に測定値の差については言及はされていませんでしたが、この前段で左右で測定値が違う事にも触れていらっしゃいました。
この一文から予想すると、右わきよりも左わきで測った体温の方が少し高いのであろうと予測されます。先のお客さまから、どちらで測った体温が高かったか聞いておけばよかった、とも思いましたが、後の祭りです。
正しい体温の測り方
こうなってくると今度は「では、体温ってどうやって図るのが正解なんだろう」というところに思考が向かっていきます。
テルモの「テルモ体温研究所」というページにその旨記載がありましたので抜粋いたします。
検温中は動かずに、じっとしているのが基本です。
- (1) ワキのくぼみの中央に斜め下から体温計の先端をあてます。
- (2) 体温計が体軸に対して30度くらいになるように角度を調節して、ワキをしっかり閉じます。
- (3) 平衡温になるまで、水銀体温計や「実測式」体温計は10分以上、「予測式」なら電子音がなるまでじっとしています。
途中で体温計を取り出したら、最初からやり直しです。「予測式」では、すぐにくり返し検温する場合は、少し時間をあけてください。」

※テルモ テルモ体温研究所より
上記2で触れている「体温計が体軸に対して30度くらいになるように角度を調節して・・・」の部分を図解してありました。

※テルモ テルモ体温研究所より
「体温研究所」には脇からの測定方法以外にも、耳からの測定方法も記載がありました。気になる方がいらっしゃればそちらもご確認ください。
まとめ
まとめ、るほどのことはないかもしれませんが、念のためまとめておきます。
以上、今回は「お客様に私の知らないことを教えていただいた」、というお話でした。
もし!私と同じように体温について気になる方がいたとして、多少でも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。