傷害保険に加入しているけれど熱中症って補償されるの??という話




事故例

こんにちは。

暑い日が続きますが皆様お変わりないでしょうか?先日友人から「酷暑だけれども元気にやりましょう」というようなメッセージを頂きました。

7月は私たちの住む地域はまさに酷暑というような暑さが続いています。

さて、『熱中症は保険で対象になるの?』というお問い合わせを頂くことがあります。

結論から言うと

「基本的には無理。ただし商品によっては特約付保にて期間中の熱中症での死亡後遺障害・入通院の補償が可能です。」

となります。

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今回は損害保険、主に傷害保険にて熱中症が補償されるのか?というお問い合わせについて。

傷害保険とは?

過去記事でも触れましたが、損害保険の保険金支払い要件でいうところの傷害とは、「急激・偶然・外来」という3つの要件をすべて満たす必要があります。なぜそんな3つの要件があるの?と問われると、残念ながら分かりません、、、

ともあれ、その3つの要件を満たしてはじめて保険金のお支払い要件の合致するのですが、熱中症は3要件すべてを満たさないため、基本的には傷害保険の保険金のお支払いは出来ません。

熱中症を補償する保険

では、熱中症を補償する保険商品はないのか?というと実はそうではありません。

例えば東京海上日動のHPにはこのような記載があります。

【からだの保険(始期日が2025年9月30日以前のご契約)】熱中症で病院に通院や入院をした場合でも補償されますか?

回答

トータルアシストからだの保険(傷害定額・ゴルファー)では「急激かつ偶然な外来の事故」による傷害の場合に保険金が支払われるため、原則補償されません。

ただし、事故の状況によっては補償される場合もあります。

なお、企業、団体向けの以下の保険に「熱中症危険補償特約」や「熱中症危険担保特約」がセットされている場合、熱中症(急激かつ外来の日射または熱射による身体の障害)も補償されます。
・団体総合生活保険(こども傷害補償)
・総合生活保険(傷害補償・こども総合補償)
・行事(レクリェーション)参加者の傷害危険担保契約
・施設入場者の傷害危険担保契約
・学校契約団体傷害保険』

※東京海上日動HPより

まとめ

いかがでしたか?

以上のように「法人向け」の保険商品や「団体向け」の保険商品には熱中症を補償する特約を付けることができるものもあります。各保険会社、保険代理店に確認をしてみることをお勧めいたします。

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