こんにちは。8月ももう31日。一か月が過ぎていくのがとても早く感じる気がします。月末になるとお客様から頂くお問い合わせの中に、
「自動車保険の保険料が引落しにならなかった!どうしたらよいですか?もし今、何かあったら保険は効かないですか?」
というものが増えてきます。確かに万が一の際に補償をうけるために契約している保険です。たった一回保険料(掛け金)が口座から引き落とされなかっただけで台無しになったら悲しいですよね。
ご安心ください。毎月の引落しの場合は一度引落しが不能だった場合でもすぐに補償(保障)が途絶えることはありません。
対応方法
保険料の引き落とし口座をいわゆる「生活口座」にしている場合、時に、どうしても他の引落の関係で保険料が引き落とされない、という事が起きてしまう可能性はありますよね。
そういう時、多くの保険会社では翌月再請求をします。損保ジャパンのHPには以下のような記載があります。
「万一、所定の振替日に保険料が引き落としできなかった場合には、原則、翌月の振替日に再度、振り替え(再請求)させていただきます。
- 事前にハガキでお知らせしますので、ハガキに記載されている振替不能理由、指定口座内容、請求金額をご確認ください。月々のお支払いの場合、当月分と翌月分の2回分のご請求となりますので、振替日の前日までに必要金額をご用意ください。
- ご指定口座の変更を希望される場合は、取扱代理店または当社営業店へご連絡ください。なお、新口座への請求は、次回以降となりますので、ご了承ください。
- 再請求ができない場合や、至急、保険料の払い込みが必要な場合は、別途、取扱代理店または当社営業店からご連絡します。
再請求の結果、保険料が振替できなかった場合、保険金のお支払いができなくなる場合がございます。
至急、取扱代理店または当社営業店へご確認をお願いいたします。」
※損保ジャパンホームページより
このように、一度引落しが不能だっただけで即保険が無効になることはありませんのでご安心いただけたらと思います。
しかしながら万が一、翌月も引落しが出来なかった、となりますと、その時点から、いったん保険は無効となります(解除該当契約と言います)。その場合、上にも記載がある通り、速やかに保険会社又は取扱の担当代理店にご連絡いただき、すぐに3か月分の保険料をお支払いいただく必要があります。
指定の期間までのお支払確認出来ない場合、 保険契約そのものが解除になってしまいますので注意が必要です。
例えば、8月に自動車保険保険料10,000円が引き落とされなかった場合、その時点では保険はまだ有効です。(7月以前の保険料が通常通り引落になっている場合)
そして、9月に、8月分・9月分の2か月分の保険料20,000円が引落しになります。この時無事に引き落とされれば何の問題もありません。
万が一、9月の所定の日に保険料が引落しにならなかった場合、その時点から一旦保険は無効になります。
その場合はすぐに保険会社に、8月分・9月分に加え、10月分までの3ヵ月分の保険料30,000円をお支払い頂かなくてはなりません。その期日は10月末日までです。
お支払いが確認でき次第、保険は有効になります。
万が一10月末までのお支払いが確認できない場合は、保険契約が解除になります。(今までの割引等が無くなってしまいます。)
なので、できるだけ2回分の引落しがかかる月に何とか2回分を引落せるようにしておくことが大切になってきます。仮に、「2回分…しんどいかも」というような場合は、担当代理店にご相談ください。例でいうと9月時点で1回分だけでもお支払いいただいて置けば10月に2回分を引落す、という事が可能になります。
引落し不能を起こさないために…クレジットカード払い
引落しができなかったら…なにやら面倒だなあ…
と思われた方もいるかもしれません。できるだけ引落不能は起こしたくないな、と考える方もいらっしゃるでしょう。
毎月の支出の管理がきちんとできればそれが一番なのでしょうが、そうもいかない時もあるかもしれませんよね。
不測の「え?自動車保険が無効ななってるの??」を防ぐために有効なのは、保険料をクレジットカードでお支払いいただくことが考えられます。
保険料をクレジットカードでお支払い頂くと、少なくとも、お客様と保険会社間では保険料の引落不能等は発生しません。また、昨今では、クレジットカードでの決済によって得ることのできるポイントも非常に魅力的かと思います。クレジットカードで保険料って払えるの?とお思いの方もいるかもしれませんが、多くの保険会社で保険料のお支払い方法としてクレジットカードは選択頂けると思います。
クレジットカードを保険料のお支払いに利用することに抵抗が無い、又は抵抗が少ない方で、まだ保険料のお支払い方法をクレジットカード払いを選択されていない方の中で
万が一の保険料引落不能による無保険状態を防ぐため
クレジットカード払いを利用することポイントを得るため
この2点にメリットを感じられた方は、お支払い方法を変更しても良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか。少し雑駁(ざっぱく)な話になってしまい、わかりにくい文章だったかもしれません。
ご自身を守る為と、ポイ活の為、2つの観点から保険料のお支払いをクレジットカードでして頂くのも一つの「良い方法」かと思い、今回のお話をさせていただきました。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。