
お客様のために、あるいは周りの同僚・部下、友人・知人。多くの人のためにいろいろなことを行っているのに、「なぜか信頼・信用を得られない」と感じている人はいませんか?
そんな方は、もしかしたら…
ほんの少しだけ話の仕方を変えてみたら、周りの見る目が劇的に変わるかもしれません。
いつも「してあげる」「やってあげる」と言っていませんか?
もしそうであるならば、、、
それを、「しておくよ」「やっておくよ」と変えてみましょう。たったこれだけのことであなたの言葉・行動は周りの皆さまにしっかりと伝わるようになると思います。
ごあいさつ
こんにちは。
当ブログへお越しいただきましてありがとうございます。 いぬ好きねこ好き読書好き。わたしはこんな人物です。

さて本日は、先日ふと気になったことを思い付きのまま書いていきます。言う側と言われる側、言葉の発し方、受け取り方。言葉を仕事に使う皆様には十分に気を付けて頂けたら良いなと感じることがありましたので。
同様の記事はこちらでもご確認下さい。

「やっておく」と「やってあげる」

先日、やたらと。
本当に事あるごとに。
「私がその人に〇〇をやってあげたのですがね」
とか、
「ついでだからと思って、このタスクもしてあげたんですよ」
とか。
「してあげる」を連呼する方と話をしました。
やっていることは本当に親切心でやっているのだろうと思いますが、、、
なんとももったいないな、と。
気になった私は、
「色々されていてすごいじゃないですか。喜んでいただけましたか?」
と聞いてみました。すると、その方は、
「喜んでくれているとは思いますが、反応はいまいちだったような…。」
とのこと。
私は、
「そうなのですね…。余計なお世話になっちゃうかもですが、『 してあげる 』を『しておく』とかそういう言い方に変えたら、お相手の反応は少し違ったものになるかもしれませんよ」
とお伝えしました。
発する側と受け取る側
私は過去にコミュニケーションスキルを学ぶために半年ほどの短期講座に参加したことがあります。(いつかの記事でお話しているかもしれません)
その中で、
「われわれは、発する側が何気なく発した言葉を、受け取る側がどのように受け取るか、そこに対する想像力が必要不可欠です。」
と教わりました。
そして、例話としてまさに上記の「してあげる」と「しておく」が出てきました。
講師の方曰く
「この中に、やたらと、「してやる」「してあげる」「やってやる」「やってあげる」と言っている方がいれば今すぐやめましょう。聞いてくださっている相手がどのような感情になるか想像してみてください。そして、言霊という言葉にもあるように、そういう言葉を発したあとの行動はどこか、「してやってやる」という態度がでるものです。言葉にだして「させていただく」とまでは言わないですが、せめて「しておきます」「やっておきます」という言い方にして下さい。」
この場合、その言葉を受け取る側は、
「なぜ、して『もわらない』といけないの?頼んでないよ?」
「なぜそんなに上から言われないといけないの?」
発した側が営業パーソンなら
「なぜ『あげる』というの?なにか見返りを求めているの?」
など、そういう感情になる方が少なからずいるものです。
と。
まとめ

我々ビジネスパーソンは、特に形のある商品ではなく形のない商品を扱う業種では、自身の発する言葉がお相手にどのような感情を与えてしまうかということを常にイメージしてお話しすることが非常に大切かと思います。
なんとなく発した言葉がマイナスのイメージを植え付けてしまい、こちらの意思が思いがけず、間違って伝わってしまっているとしたら…
何とも残念ですよね。
ほんの少しの言葉の使い方で伝わり方が変わるなら、今すぐできます。
「やってあげる」から「やっておく」に変えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。