新型コロナウィルスが猛威を振るっていますね。心配だ!いや心配しすぎだ!等々いろいろな意見を耳にしますが、そのあたりの議論は差し控えます。
事実として、在宅ワーク・テレワーク等が増え、メール、SNSでのやり取りがメインとなり、オンライン会議等も一般的になってきたように思えます。
でも、一方で、どこか「人と疎遠になっている」という感じをもっている方も増えてきているのではないでしょうか。
ご商売をなさっている方などは特にそのような気持ちを持たれているかもしれません。事実「お客様が離れないか不安だ」というお話をお聞きすることもあります。
そこで今回は、そんな不安を持たれた方に向け「こんな時期だからこそ自筆のハガキを書いて、友人知人・お客様に送ってみよう」とこの本をご紹介致します。
ごあいさつ
こんにちは。当ブログへお越しいただきまして誠にありがとうございます。
今回は、「お客のこころをつかむ売り込みゼロの3分間はがき術」むらかみかずこ著(日本経済新聞出版社)をご紹介したいと思います。
私がこの本を購入したのは3年前位だったと思います。
当時、「何か同業他社と違うことがしたい」という思いと、「メールやメッセージアプリ等々のやり取りが増えてきたけどこのままで良いのだろうか」という漠然とした不安の中でふと目にとまったのがこの本でした。
購入当時、読み終えた私は早速、はがき投函のルールを決め、運用しましたが、ありがたいことに諸々いそがしくなり、4か月ちょっとでやめていました。やはり長続きしていない…
ただ、当時でもハガキが届いた先からはお喜びの言葉を頂きましたし、逆に毎年手書きのハガキを送ってくれる方は記憶に残っています。
そして、冒頭にも書いたように、私もこの時期、「お客様にも友人にもなかなか会えないことによる漠然とした不安」を抱えるようになり、「そうだ!ハガキを送ろう!!」と考え、この本を書斎から取り出しました。
2016年6月22日が1版1刷とあるので4年前の本ですが、今読み直しても手書きのはがきを書くノウハウが詰まっている一冊かと思います。
「お客のこころをつかむ売り込みゼロの3分間はがき術」むらかみかずこ著(日本経済新聞出版社)

この本の冒頭にこう書かれています。
「SNSやメールがコミュニケーションツールの中心になった今、手書きの価値が増しています。滅多に目にしなくなったからこそ、印象に残り、記憶に刻まれます。」
そして、
なぜ手書きの一言が読まれるのか
その効果
どんな時にハガキを使うか
実際に書いてみよう
楽しく継続するための工夫
実践している人の具体例
という順に、わかりやすく具体的に書いてくれています。今まであまり手書きでハガキを書いたことがない人にも実践しやすいのではないかと思います。
本自体の構成も、
まずその章を読むことで期待できる効果を箇条書きに抜き出し、そして詳細をわかりやすく写真や具体例を交えつつ解説し、各章の結びにまとめのページを用意する、
という風になっており、初めて読む際にも読みやすく、後から読み直す際にも自分が何が知りたいか、知りたい部分にすぐたどり着くことが出来ました。
事実私もこの本を読んだ直後から手書きのハガキを書き始めましたし、喜びの声をわざわざ電話で伝えてくれた方もいらっしゃいました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本のご紹介というのは初めてでしたが、このようなこともお伝え出来たらよいかなあと思い、記事にさせていただきました。この本は主にビジネス向けの内容ではありますが、手書きのハガキは、ビジネスに限った話ではないと考えます。
先ほども言いましたがこの本の冒頭には「SNSやメールがコミュニケーションツールの中心になった今、手書きの価値が増しています。滅多に目にしなくなったからこそ、印象に残り、記憶に刻まれます。」とあります。
コロナ前、すでにそういう状況にはなっていましたが、それは、
「メールやメッセージアプリで済ませられるならメールやメッセージアプリでやり取りし、会って話をしたいとき、話したい人、には直接会って話をする」、という風に自身で選択することが出来ました。
しかし、今の状況はそうではありません。
会いたいと思っても、話したいと思っても、なかなかそれが叶わない状況です。
そんな時だからこそ、大切な友人・大切なお客様に手書きのハガキをお送りするのは非常に大切なことの一つだと私は思っています。
もし、皆様にも同じような気持ちが芽生えたら、たった三分、まずは最初に頭に浮かんだ方におハガキを書いてみてはいかがでしょうか。
私は、というと…
さっそく連休明けからハガキを書いてみようかな。もちろん「三日坊主でも構わない」という気持ちで。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
なぜ「三日坊主でも構わない」なのか?と思われた方はこちらもご確認ください。
